めんどくさい性格

俺は承認欲求が強い。求めるものの高い準位に人からの承認がランクインしている。承認欲求が満たされることが俺の原動力になってる場合も多い。俺は快感や不快感、様々な感情の変化の原因を考えることがよくある。頭の中で起こっていることを解析し、因数分解して根本には何があるのかと考える。なぜ俺は今いい気分なのか、むしゃくしゃするのか。これを突き詰めていくと承認欲求が満たされているから、満たされてないからという結果に行き着くことが多い。このブログは承認欲求によって始めたわけでは無い。大学の帰り道に電車で退屈で退屈でもうどうしようもなくて前々回の記事を書いた。書いてる途中、退屈はみごとに消えてなくなった。何か創造するということはすごいことだと思う。書きあがってみて、いざアップロードする。ツイッターにシェアするわけでもなく、誰かにブログを教えたわけでもないので当然人からのアクセスはゼロであった。元々電車内での退屈凌ぎに書き始めたことだから、その目的は果たしたのに、徐々に頭の中で承認欲求湧き起こってきた。せっかく書いたのもだから誰かにみてもらいたいという思いが強くなりツイッターにリンクを貼った。誰かに褒めてもらいたかった。天性の天邪鬼な性格の俺はブログを素直にシェアできない。それも普通の日記を書いたわけでもなく、到底大衆ウケしないような、頭で考えている変な事を書いた。俺はどっちかって言うとサブカルだと自分では思う。でも振り切ってはいない。居酒屋で焼き鳥を肴にビールを飲みながら、単位は足りているのかとか、バイトの先輩がどうだとかいうつまらない、お互いの核心に触れない、水深5メートルの浅い会話をする友達もいる。そういうやつらにはこのブログは絶対に読まれたくない。俺は承認欲求だって非常に複雑な設計になっていて、誰にでも褒められたいわけでは全くない。褒められると癇癪が爆発しそうな相手だっている。いやむしろ褒められて嬉しい人間の方が少ない。おまけに、トピックが変わると、褒められて嬉しい人間も変わる。あの事はこいつに賞賛されると感激するが、この事についてはお前に賞賛されるとクソのような気分になる。お前に何がわかる？その事について何もわかってない人間には貶されるよりも褒めらる方が100倍イラつく。俺はめんどくさい。