LIFE’S A BITCH

通学電車内の暇潰しっす

落書き

あえて読みにくくしてさ、散文というかポエムというか、小説ではないし自己啓発では絶対ない。統合失調みたいな文章に美しさがあるんだよ。雀荘の客はボンクラばっかりで、どっちかに偏ってる。金持ちの経営者か借金のあるフリーター、僕はどっちでもないけど、いやクレジットカードの返済がまだ8万あるからたぶん後者だね。毎日携帯と家の固定電話に着信がある、留守電も入るし督促の手紙だって来る。今はビール飲みながらこの文章を書いてるけど、ションベンしてオナニーしたらタバコ吸って寝る。退屈な時ってのは本当に小さい希望を追うんだ。ああ、この本あと1節読んだらオナニーしようみたいな。オナニーした後タバコを吸おうみたいな。希望ってよりかはこの後どうやって退屈を凌ぐか、次にやる事を思い付くみたいな感じかな。思いついた時、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ気分が上がる。そうでもしないと死んでしまうほど退屈なんだ。パチンコで3万スっても、帰り道に、ああ帰ったらマリファナを吸おうみたいなそんなくだらない事だけど。言いたいこと忘れたや。別に今はマリファナ吸ってるわけじゃないけど。いや、元々言いたいことなんてなかったかもしれない。どうでもいいけど僕は幸せになりたいんだ。幸せになりたいのはみんな一緒だけど、幸せって何?って聞いてもみんな答えられない。僕はある程度自分の中で幸せの定義がしっかりしていると思う。選択肢だと僕は思う、選択肢が多いことが幸せなんだ。好きな友達がいっぱいいるとかそんなことだけど。たとえば好きな友達と遊んでる時に別の好きな友達から電話が来て暇だったら遊ぼうぜ、なんて言われるの僕は幸せだよ。

お金を沢山持ってることが幸せの条件だとは思わない。だけどたとえば友達と遊んでる時にお金がなくて一皿百円の回転寿司にしかいけないのと、お金に余裕があって一皿千円のカウンターだけの寿司屋で日本酒を飲めるのではたぶん後者の方が幸せだと思う。大事なのは選択肢の多さなんだ。金がある人はカウンターだけの寿司屋しか行けないって言うんならあまり大差がない気がする。だけど金があっても回転寿司には行けるからね、金がないとそれしか選べない。1が1+になるじゃなくて1が2になるんだ。当たり前だけど結構大事なことだと思うよ。

なりたい人ってそんなにいないけどなりたくない人なら沢山いる。友達に聞いた話だけど、姫路の安い居酒屋でバイトしてるとホントにひどい客がいっぱい来るって言ってた。酒もソフトドリンクも焼鳥も胡瓜の浅漬けも、全品300円の居酒屋なんだけど、酒とジュースがなんで同じ値段なんだとか、この料理が不味いとか量が少ないとか、そんなようなことを毎日言われるって言ってた。全品300円の店なんだからそんなこと言ったって仕方ないだろって僕は思うけど、彼らはあまりお金持ちじゃないんだ。もっと良いサービスが必要なら他の店かもう少し高い店に行けばいいだけなんだけど、彼らには安い店しか選択肢がないんだ。そこしか選べないからそこで文句を言うことしかできない。僕は彼らみたいにはなりたくないと思う。なりたい人はあまりいないけど、なりたい人となりたくない人、両方いる人の方が幸せだと思う。選択肢が多いからね。